千葉市にある女性バーテンダーのBARblog

たまには
アメリカン

久々にアメリカン・ウイスキーのニューアイテムが3本仲間入りしました。

ここ数年気になっていたのがまずこちら。。
「テンプルトン・ライ・4年」
1920年の禁酒法時代に存在したブランドでその品質の高さから、あっという間にかの悪名高きギャング、アル・カポネの知るところとなり、ニューヨーク、シカゴなどに広められました。晩年、アルカトラズ刑務所に投獄されたアル・カポネはテンプルトンが忘れられず、刑務所の中にあの手この手を使い持ち込ませ、実際に独房(AZ-85)からボトルが発見されています。
え〜。すごい執念ですね。でも気持ちはよくわかる。

バーボンウイスキー界では古くから歴史ある”エズラブルックス社”より。
「オールドエズラ・7年」
樽の中で7年以上熟成をさせピークを迎えた原酒を117プルーフで瓶詰め。
この手のバーボンはリッチで豊かな味わいで大好きな私です。
グランダッド114とか。プルーフというのは、アルコール度数を表す単位で、アメリカでは1プルーフ=0.5%です。117と言う事は58.5%!

最後は謎のバーボン。(怒られるかしら)
「ザ・ワイズマン」
謎だしラベルが面白いと思って仕入れましたが、中々攻めた味?のウイスキー。発売は2021年ととても新しく22年のSWIC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペ・・・)で金賞受賞で・・とってもスパイス感があるのですが当たりはソフトで不思議な味わいなんです。

さあ、たまにはアメリカンウイスキー、いかがでしょう??

2024/1/24