千葉市にある女性バーテンダーのBARblog

新入荷
ソサエティ~!

バーテンダーになりたい、バーで働いてみたい、そう思うきっかけは人によって様々ですよね。
当店のスタッフも主には最初はカクテルもウイスキーもほとんどわからないまま、でもBARってかっこいいなとか、カクテルを作れるようになってみたいな、そんな思いで働くことになるのですが、わたくしはと言えばお酒が好きで特にウイスキーが好きで今日に至ります。
その気持ちは20年以上前から変わっていなくて、今でも未知のお酒との出会い(ウイスキーのみならず!)には感動するし、何よりこの気持ちをお客様と分かち合えた時が嬉しく、バーテンダーで良かったと思う瞬間でもあります。

そんなウイスキーダイスキーな私なので当店のキャッチコピーは「モルトとカクテルのお店」なのですが手狭な店内、置ける本数も限られるために選んだブランドの一つに、「スコッチモルトウイスキー・ソサエティ」があります。幾度となくご紹介していますが、私自身もその独自のスタイルには常に興味をそそられています。ウイスキーを銘柄以外で選ぶ事のできる唯一のボトラーズでもあります。それは難しい事ではなく、それぞれのラベルにある「テイスティングタイトル」からチョイスしてみれば良いと思うんですね。
ラベルにある、時に愉快で奇妙で謎解きのようなタイトル、これがその1本のウイスキーの内容を物語っていますから・・・

そして私たちは今回GIN-JOINTSの周年向けに、3本のソサエティのシングルモルトを選びました。

【黒ひげの戦利品】はアードモア11年。アイラじゃ無いけれどピートタイプでなんとラムカスクフィニッシュ。
【ほっぺたが落ちるほど美味しい】はオスロスク12年。ラベルにはFit for a KINGとあります。最高級の…って意味、期待値がmaxです。
【反道徳的な乾杯】はグレンギリー20年。蒸留年は当店と同じ2003年なんですよ。とっても贅沢なウイスキーです。ソサエティの中でもレアでハイクラスのヴォルツコレクションという黒いラベルです。

テイスティングの感想などはまた出来たらお話ししたいなと思っていますが、ぜひみなさまにも楽しんで頂ける事を願っています。

2024/2/24