”MENTHE PASTILLE”、フランス語で”マント・パスティーユ”と読みます。ミントはフランス語ではマント、なんですね。
日本ではハッカ、英語はmintでミント。
ミントの語源はギリシャ神話の”menthe=メンテ”に由来するそうでこんな話があります。冥界の王ハデスはある時妖精ミンテに心奪われてしまいました。それを知った妻ペルセポネは夫を誘惑した罰として、妖精ミンテを人に踏まれるくらいの低い雑草にしてしまったのです。それを憐れんだハデスが、その雑草の上を歩く人にミンテの存在を思い出させるために、刺激的で甘い香りを与えたという伝説があります。
なんて素敵なお話。
その後?ヨーロッパでは頭痛の緩和等のお薬的に使われたハーブの一つでもあります。。日本ではガムのイメージ?子供の頃サクマドロップスの缶から数少ない透明のミントが出てくるのを探していました。。。
当店のミント・リキュール”マント・パスティーユ”にはミッチャム・ミントという品種が使われています。まるでシャーベットのような、キリッとした爽快感がお口の中に広がる、ミント好きの方にはおすすめのリキュールです。
バーではミントリキュールの最も有名なカクテルは「グラスホッパー」ですね。緑色をこのホワイトに変えても良いですし、マント・パスティーユは単純にソーダやお水で割っても、またはミストで、とても美味しいミントのリキュールですよ。
ミントがどうしても歯磨き粉と思う方にはあまりお勧めしないかも・・・?笑