千葉市にある女性バーテンダーのBARblog

カクテル小話No.27

オリンピック

色々なカクテルの小話を綴るシリーズです。
オリンピック2024in Paris・・・・真只中。憧れの”パリ”での開催ということで、密かに毎日楽しみなワタクシです。

今日のカクテル小話は・・・「オリンピック
20世紀初めパリの高級ホテルリッツで誕生し、同ホテルのバーマン、フランク・マイヤーが考案したと伝わっています。一般には1900年にパリで開催された第2回オリンピックを記念して考案されたとされていますが、カクテルならではの”諸説”によれば、1930~34年頃に産まれた説もあります。
そして欧米のカクテルブックで「オリンピック」が初めて登場するのは、有名なサヴォイ・カクテルブック(Harry Craddock著1930年刊)です。そのレシピは「ブランデー、キュラソー、オレンジ・ジュース各3分の1ずつ(シェイク)」で、現代の一般的なレシピも同じです。

パリのリッツで産まれた(と言われる)カクテルを100年ぶりにパリで開催されているオリンピックのこの期間にぜひお楽しみ下さいませ^^


★写真は先日傘寿のお祝いの会があった”テンダー”上田さんの著書から戴きました。

2024/7/30