千葉市にある女性バーテンダーのBARblog

リンド&ライムジン

最近仲間入りしたジンのご紹介です。

個性的で美しいボトルが目を引くこちらのジンは、
スコットランドの首都、エジンバラで2017年に設立された「リンド&ライム蒸留所」で作られるオーガニック・ジン。エジンバラの歴史を世界に伝えたいという思いから、大航海時代の悩みの種であった壊血病の予防に柑橘類が効くことを発見したエジンバラ出身の英国海軍軍医ジェームズ・リンドと、19 世紀のリースで船乗りたちに大人気だったライムジュースをオマージュし、『リンド・アンド・ライム ジン』が出来上がったのです。


このジンの背景とボトルのデザインによって、リンド&ライムジンは当店にやってきたのでした・・・・。
ジュニパーの森のような豊かな香りはもちろん、ピンクペッパーの柔らかいベリーがわかりやすく感じられ、コリアンダーなどボタニカルのスパイシーさ、ライムピールのビターも優しく香ります。

ジン&トニックはもちろん、ギムレットも美味しそう。

2022年、23年の間に3つの国際的お酒コンペティションで金賞などを受賞したことは、このジンの実力を証明している事と思います。。

余談ですが、リンド&ライム蒸留所を手掛けるマックルブリッグ社は最近「ポート・オブ・リース」というアイコニックな蒸留所を建設しました。この蒸留所はエジンバラの商業地として近年世界でもトレンディな地区でもある港町リースのランドマークとして、また英国初の垂直型蒸留所であることは写真を見ると一目瞭然、かっこよさにうっとりです。ウイスキーを飲めるのはまだ少し先の事になります。。。。


2024/8/3