感動のテキーラ。
『クラセアスール・プラタ』新鮮でキレのある爽快な味わいが特徴、熟練の職人の手により造り出されたクラセアスールプラタは、柔らかさの中に甘さがあり五感に訴えかける魅力的な味わい。
このテキーラが広まったのは白に青いペイントの施された美しいボトルの”レポサド”がきっかけでした。クラセアスールの象徴がこのレポサドであり、”プラタ”はアガベのもつ複雑でリッチなフレーバーを表現した熟成のないテキーラ。この純粋なテキーラこそすべてのクラセアスールのベースとなっています。
そしてこのテキーラはそのボトルのデザインの豪奢さや味のクオリティの高さ、セレブが好む事などが話題になりがちですが、メキシコのハリスコ州という伝統的で狭い社会の中で女性の蒸留所長が起用され、工場で働く半数以上が女性であるなど、女性のエンパワーメントに特に力を入れている企業ということでも注目度が高いそうなのです。
実際に初めて飲んだ時に「あ、これはテキーラだ」と思いました。以前レポサドを飲んだ時には「あ、なんだこれ?」と自分が知っているテキーラとあまりにかけ離れた味わいに驚愕しましたが、このプラタは間違いなくテキーラでした。ただ、私がこの何十年で飲んだどのプラタのタイプよりもフレッシュなのにとっても洗練されているという不思議で強い魅力のあるテキーラです。
以前ご紹介した、ティエラ・イ・ポデールのレポサドの方が、テキーラが苦手な方にとってはそれを払拭させる風味と味を持っていると思いますが、このクラセアスール・プラタ、熟成させていない透明テキーラでもしっかりとウイスキーのように味わえるテキーラです。