千葉市にある女性バーテンダーのBARblog

シェリー樽系ソサエティ2

scotch malt whisky society

美味しい〜ウイスキーです。
ロイヤルブラックラ13年/55.79

シェイクスピアの『マクベス』の舞台とされるコーダー城の領地においてウイリアム・フレージャー英軍大尉が1812年に創業したとされている世界最古の蒸溜所のひとつ、ロイヤルブラックラ蒸溜所。
1835年?国王ウイリアム王4世(在位1830-1837)によって、ウイスキーで初めてロイヤルワラント「英王室御用達」を与えられた歴史をもち、「王のためのウイスキー」とも呼ばれています。その後も「ロイヤル」という名称を関するウイスキーは、「ロイヤル・ロッホナガー」と1985年に蒸留所閉鎖となった幻の品「グレンユーリー・ロイヤル」の3つのみ。その価値が窺い知れますよね。
今回のロイヤルブラックラは当店の特徴の一つでもあるスコッチモルトウイスキー・ソサエティのボトリングです。
テイスティングタイトルは、「ハム・ジャム」。。。。。。
9年間bourbon hogsheadで熟成した後、ファーストフィル American oak ペドロヒメネス・hogsheadに移し替え熟成されました。極甘口のシェリー樽の使用ですので、「ジャム」とかスペイン由来で「ハム」のようなタイトルなのでしょうか。
でも飲んでみるとそんな単純なものじゃあないんです。最初に感じるのは結構複雑なイイ香り。
ロイヤルブラックラのオフィシャルウイスキーのどれとも違います。
ゆっくり楽しんで頂きたい1杯です^^

2024/10/22