様々なカクテルの小話を綴るシリーズです。

ジン・ベースのショートカクテルのお話です。
カクテルにはありがちなものでその由来や発祥には諸説ありますが、1920年頃には存在していたカクテルです。カクテルの出所を辿ると大体たどり着くこのお二人「パリ、ハリーズ・ニューヨーク・バーのハリー・マッケルホーン」と「ロンドン、サヴォイホテルのハリー・クラドック」それぞれが共に創作者としてあがります。

古いレシピでは、ミントだったり、卵白なども使われていたとされていますが現代ではジン・オレンジキュラソー・レモンのレシピが主流ですね。
そしてこのカクテルのバリエーションも様々で、「バラライカ」「XYZ」などがあります。
超スタンダードなので、BARの常連さんならば一度は口にしたことがある、はずのカクテル。。。。

その見た目の美しさから通り名には「白い貴婦人」だったりカクテル言葉では「純真」だったり、あとは単純にそのカクテル名が女性っぽいという訳でカクテルをあまり飲んだことのない男性がオーダーするには一瞬躊躇するようなカクテル（こういう言い方はジェンダー問題にひっかかるかも(汗)）・・・それが「ホワイトレディ」。

ということで？沖縄のお土産にシークワーサーを沢山頂いたので、今回は卓上のおすすめメニューにて、「シークワーサーのホワイトレディ」を載せました。

本来のレシピではレモンを使用するところをシークワーサーでお作りします。
いつもとちょーっと違う味わいなので、いかがでしょうか？